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UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 gemini-

こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。

5月21日18時前、太陽は牡牛座から双子座へ。もちろん、今回のコラムのテーマは双子座について。

双子座と聞いて、私が思い浮かべるのは、西洋占星術を最初に教わった教室が、双子座色の強い人の多い場所だったことでしょうか。太陽の星座が双子座の人はもちろん、星の星座が双子座、アセンダントが双子座の人などなど。(西洋占星術では、出生時の太陽の位置した星座だけでなく、月や金星など他の天体の位置した星座もみて、その人の運勢を読み解いていきます。)

その教室の特徴は、とにかくみんなよく話すということ。とてもにぎやかで明るい教室だったことを思い出します。話題はころころ変わるし、落ち着きがないといえばそうかもしれないけれど、みんな気にせず、変化に合わせて楽しめる仲間でした。聞きたいことがあれば、気さくに先生に質問し、疑問点があれば、それも気さくにみんなで話し合う。とても刺激的な会話のできる場所、知的好奇心を大いに満たしてくれる場所でした。

知的でフットワークが軽い、それはとても双子座的。

牡羊座の生まれたばかりの赤ん坊は、牡牛座の段階で、触ったり見たり聞いたり味わったりして世界を認識し、そして、双子座になって、言葉を使い人とコミュニケーションをとりはじめます。双子座は、コミュニケーションを司る風の星座であり、行動的で積極的な男性星座です。占星術の教室で、話が盛りあがるのは当然のことと言えるでしょう。

双子座は、何か一つのことに集中してとことん追及するより、いろんなことを見聞きして、情報を集め、分析するのに向いているかもしれません。飽きっぽくて淡白だともいわれる星座ですが、思いやりがないわけではありません。とても、勘の良い人の多い星座です。いろんな人の気持ちを敏感に察知し、いろんな人に合わせることができます。

そうやって「いろんな」顔ができてしまう器用さから、二重人格だなんて言われたりもしますが、不用意に人の深い部分に立ち入るようなことはせず、心地よい距離で人と接することができます。

そして、それが、双子座の気遣いのあり方なのかもしれません。

双子座の神話は、「飽きっぽくて淡白」なこの星座のとても優しい部分を表しているように思います。大神ゼウスとスパルタの王妃レダとの間に生まれた双子の兄弟ポリュデウケースとカストール。

ポリュデウケースは弟、カストールが兄です。二人はとても仲の良い双子でしたが、ポリュデウケースが神で不死身であるのに対して、カストールは人間で、その命は限りあるものでした。

そこで、ポリュデウケースは、自分の不死性をカストールに分け与えることにしました。そして二人は今も仲良く、一日(一年という説も)の半分は神として天上で暮らし、半分は人間として地上で暮らしているとされています。

双子座の人は自分だけが楽しかったらよいというタイプではないように思います。周りの人も楽しくあってほしい、だからこそ、その器用さを発揮するのではないでしょうか?人であったり、神であったり、そんなとんでもない境界線も自由に行き来できる柔軟な星座。

また、人とコミュニケーションをとることの楽しさを知っているから、自分ひとりで長生きして楽しんでいても、さみしいし、もったいないと考えるような星座。

ポリュデウケースは一人で不死身あることより、それを兄に与えることで、不死性だけでなく、楽しみをも分かち合う道を選びました。たくさんの人、いろんな人と感情を共有することの楽しさ、喜びを知っている星座です。柔軟で器用であるだけに、人に合わせすぎて疲れてしまうこともあるでしょう。ときには、そのような敏感な部分を休めることが必要です。決して、神経が太いタイプではありません。過敏になりすぎる前に、誰にも合わせる必要のないゆったりとした時間を持つことが大切かもしれません。

『ロシュフォールの恋人たち』というフランス映画がありますが、その主人公は、フランス、ロシュフォールに暮らす双子座(!)の双子の姉妹です。

ロシュフォールの恋人たち

この映画を撮ったジュック・ドュミも双子座。

軽快なリズム、美しいメロディで散りばめられたこのミュージカル。その物語は、初夏から夏を思わせる明るい日差しの中で展開していきます。双子座の季節と重なっているのかもしれません。

この映画の中で、双子の姉妹は歌います。

「シャレた言葉や、ウィットが好き」

それはとても双子座的です。この映画の中では、いくつもの恋が描かれますが、泥沼のような描かれ方はしません。ロマンチックなことは大好きだし、真剣に取り組みもするけれど、ウェットにはならない。そんな描かれ方。

この映画を見ていると、「世界が深くて美しいことは十分わかっているし、ことを必要以上に深刻に表現する必要はないんじゃないか、軽やかで楽しくてもいいじゃない。」と、言われているような気持ちになります。繊細で聡明な星座です。世界の深い側面に気付いていないはずがありません。

双子座の季節は、日本では初夏から梅雨に、そして春から夏へ移り行く季節です。双子座は柔軟宮と呼ばれる宮ですが、この変化していく季節の星座だからでしょう。その柔軟さは、いろいろな色に染まることができてしまうということで、その星座の人を悩ませるかもしれません。神になったり人になったりできるのですから、それは大変なものです。

でも、物事は変化していくものです。決して変わらないものなどありません。だから、軽やかに楽しくやっていかないと持たないよ、と、双子座の人たちは、落ち込んだ顔も、軽やかな笑顔とウィットに富んだ会話でたくみに隠しながら、私たちに教えてくれているのかもしれません。

双子座以外の人たちにも、少なからずそういう側面があって、そんな自分の側面に助けられることがあるかもしれません。

ロシュフォールの双子の姉妹や、ポリュデウケースとカストールを思い出すことで、自分のそんな側面を思い出すことができるかもしれません。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは双子座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は5月21日18時前から6月22日夜中の1時半ごろまで。

次回は、蟹座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも蟹座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。

嶋村江里子さんと並木良和先生のコラボワークショップ開催_20150506

2015年5月6日(祝水)このイベントは終了いたしました

カラーアナリスト・ メイクセラピストの
嶋村江里子先生と
スピリチュアル・カウンセラーの
並木良和先生とのコラボレーションワークショップ、
【スピリチュアルビューティー&ヘルス】が開催されます

詳しくはこちら

並木良和 先生 公式ウェブサイトのおしらせ

2015年4月より並木良和先生の公式webサイトがスタートいたしました。

並木良和 / Yoshikazu Namiki
http://www.yoshikazu-namiki.com

秋には、並木先生が主催されるスピチュアルハワイツアーや
子供さんや親御さんとのワークショップが予定されております。
並木先生ご自身の計画される予定やおはなしをいち早くお伝えするメールマガジンの購読希望も募集中です。

並木良和 / Yoshikazu Namiki - スピリチュアル・カウンセラー、作家
並木良和先生

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創刊号の発刊時期は6月を予定しております。出来上がり次第順次御送付させていただきます。
皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

並木良和 / Yoshikazu Namiki  webスタッフ 平松 美樹

 

お問い合わせメールアドレス info@yoshikazu-namiki.com


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UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 aries-

こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。

3月21日の午前8時前、太陽は牡羊座へ移ります。

今回のコラムのテーマは牡羊座についてです。前回の魚座のコラムで、魚座は「死」で、牡羊座は「誕生」を表すというお話をしたのですが、今回の牡羊座は、そうです、「誕生」の星座です。

牡羊座は、生まれたての赤ちゃんのような星座。裏表がなく、そのまんまというイメージの星座です。今回のコラムを書くにあたって、牡羊座をイメージするような映画や小説について考えていたのですが、「赤ちゃんが生まれてくるときのような爆発的なエネルギーを持ったものとは」、「人との関係性というより「私とは」がテーマになっているものとは」などなど、いろいろとややこしく考えを巡らしていました。

そのとき、「これは牡羊座っぽい」と私が思ったものの共通点は、とにかく、純粋でストレートでエネルギッシュであることなのには変わりないのですが、「純粋であるが故に、社会との葛藤を生んでいるもの」でした。

この星座は、社会性だとか常識だとか、そういったものに囚われていません。囚われていないため、人から見ると、非常に不器用であったりもするのですが、だからこそ、とてもエネルギシュで胸を打つ。社会性など関係ないため、時には粗野に見えたりもする。社会的に、これが悪で、これが善だということも、あまり関係ないけれど、曲がったことは嫌い。その判断は、社会ではなく私がする、というのが牡羊座かなと。

悪童日記先日、映画『悪童日記』を見ていて、主人公の双子が自分たちの力で生き残っていく姿に、牡羊座的なものを感じました。彼らがしていることは無茶苦茶で、そのことにそう感じたのではありません。ひたすらに生き残ろうとする、その精神に牡羊座的なものを感じたのです。

混乱期に、とても強い星座かもしれません。型がきっちり出来上がった場所では、そのエネルギーを発揮しずらい星座。牡羊座は、火の星座になるのですが、火は閉じ込められるのを嫌うエネルギーとされています。(牡羊座以外の火の星座は、獅子座と射手座)

また、カスパー・ハウザーのことも思わずにはいられませんでした。彼の人生は、いろいろな映像作品や小説の題材にもなってます。

Kaspar_hauser私は、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『カスパー・ハウザーの謎』を見て知ったのですが、この映画に描かれているカスパー・ハウザーが、非常に純粋な存在であると同時に、知的で気品ある人物として描かれていたことに胸を打たれたのを覚えています。このカスパー・ハウザーは、19世紀に生きた人物です。理由ははっきりしないのですが、16歳ごろ保護されるまで地下の牢獄に閉じ込められており、言葉も話せなかったようです。彼は、保護された後、教育を受け、社会性を身に付けていくのですが、これも理由はよくわからないのですが、暗殺されてしまいます。

彼は、幼少期から通常の生活を送っていれば身に付くであろう数々のものを失っていたとされます。身体的なものを含め、いろいろな感覚を身に付けていませんでした。人間になるということはどういうことなのか。社会の中で生きるとはどういうことなのか考えさせられます。

彼にとっては、周りの人間にとっての「普通」は普通ではありませんでした。私たちにとっての「普通」とは、一体何なのでしょうか?自由であるとは何なのかな?と、カスパー・ハウザーの人生を思うと、わからなくなります。私たちでも、ちょっとしたことなら、文化圏の違う場所に行けば、簡単に感じることができるでしょう。牡羊座の純粋さには、「それが「普通」と言われてもなぁ?」みたいなものを感じます。そんなの人間が、それもこの辺りにいる人間たちが決めた「普通」に過ぎないじゃないか。そんなのわからないな。

そういった感じです。

ひねくれているわけではなく、シンプルな疑問です。ちいさな子どもにとって世界は新しく見たことのないものだらけです。牡羊座の世界では、世界はそういうものなのかもしれません。「当たり前」は存在しません。子どもは聞きます。

あれは何?

これは何?

それはどうして?

それが牡羊座の世界。生まれたての星座ですから。

「見たことのないものだらけの世界」と、聞いて、「わくわくする」と感じるか、「怖い」と感じるかは人それぞれです。どちらも感じる人が大半かもしれません。この牡羊座の季節はエネルギッシュです。このエネルギーに参っていまう人もいるかもしれません。何かが産まれるということは、それくらいエネルギーを必要とすることなのだなと感じます。

若い頃、私はこの季節がとても苦手でした。しかし、あるとき、ふと、それに抵抗しようとするのではなく、この流れに身を任せてみようかなと思えました。その頃から、この季節を愛せるようになったように思います。私もこうして生まれてきたのかなと、いろいろな植物が芽を出したり、花を咲かせたりするのを見て、とてもエネルギッシュであるし、そこには葛藤もあるかもしれないけれど、それは、ごく自然なことなのだと、思うことができたのかもしれません。

あっという間に終わってしまう素晴らしい季節。今年も、リラックスして、味わいたいなと思います。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

占いを始める

少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは牡羊座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は3月21日8時前から、4月20日19時前まで。

次回は、牡牛座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも牡牛座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。

山椿眞登香 プロフィール

山椿眞登香先生山椿眞登香
Madoka Yamatsubaki
Personal value consultant 、cura affeto代表。北欧占術ルーン/カラー&アロマコンサルテーション。
北欧ルーンカウンセラー(ケルト&ゲルマン文化研究家:吉田深保子氏に師事)、CAMES認定カラーカウンセラー(CAMES協会認定)、その他コーチング、北欧系占術、コードカット等を学ぶ。

空想上の動物や存在への憧れが強く、暇があれば絵を描いていた幼少期。2006年に広告代理店での激務に身体が悲鳴を上げ右半身が動かなくなる。

藁をも掴む思いで予約をした某パワーストーン店店主より言われた「あなたはこれから先、数多くの目に見えない力を備えた人達に出会い感銘を受けるでしょう。その中で“本物”だけを見極める眼を養い鍛えて下さい。それが出来る人です」と言う一言が転機となり、その後「自然界、人間界、精神と肉体の調和」を融合したカウンセリング技法を学ぶ。

コンサルテーションの目的は、人々が現在抱えている悩みから解放され、問題や課題に 打ち勝ち、自分自身の目標に到達できるようサポートすることである。

神秘的な北欧ツールを中心に、色とアロマと統計学をミックスさせた”コーチング”アドバイスや、自身が今一番なりたい自分に変容させる手助けとなる”色や香り、方向性”を導き出すコンサルテーションを行っている。19xx生。

 

blog : 理想と現実の橋渡し”Personal value consultant”のブログ♪