多くの人間関係において、あなた自身が相手とつきあっているのではなく、あなたが考えるあなたという人物が、あなたが考える相手という人物とつきあっている。相手のほうも同じことだ。
— エックハルト・トールbot (@newearthbot) 2015, 3月 25
月別アーカイブ: 2015年3月
シリウスのシンボル
ピラミッドはシリウスの叡智の結晶 pic.twitter.com/o4xmpL41CJ
— J (@ZuvuyaWave) 2015, 3月 23
UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 aries-
こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。
3月21日の午前8時前、太陽は牡羊座へ移ります。
今回のコラムのテーマは牡羊座についてです。前回の魚座のコラムで、魚座は「死」で、牡羊座は「誕生」を表すというお話をしたのですが、今回の牡羊座は、そうです、「誕生」の星座です。
牡羊座は、生まれたての赤ちゃんのような星座。裏表がなく、そのまんまというイメージの星座です。今回のコラムを書くにあたって、牡羊座をイメージするような映画や小説について考えていたのですが、「赤ちゃんが生まれてくるときのような爆発的なエネルギーを持ったものとは」、「人との関係性というより「私とは」がテーマになっているものとは」…などなど、いろいろとややこしく考えを巡らしていました。
そのとき、「これは牡羊座っぽい」と私が思ったものの共通点は、とにかく、純粋でストレートでエネルギッシュであることなのには変わりないのですが、「純粋であるが故に、社会との葛藤を生んでいるもの」でした。
この星座は、社会性だとか常識だとか、そういったものに囚われていません。囚われていないため、人から見ると、非常に不器用であったりもするのですが、だからこそ、とてもエネルギシュで胸を打つ。社会性など関係ないため、時には粗野に見えたりもする。社会的に、これが悪で、これが善だということも、あまり関係ないけれど、曲がったことは嫌い。その判断は、社会ではなく私がする、というのが牡羊座かなと。
先日、映画『悪童日記』を見ていて、主人公の双子が自分たちの力で生き残っていく姿に、牡羊座的なものを感じました。彼らがしていることは無茶苦茶で、そのことにそう感じたのではありません。ひたすらに生き残ろうとする、その精神に牡羊座的なものを感じたのです。
混乱期に、とても強い星座かもしれません。型がきっちり出来上がった場所では、そのエネルギーを発揮しずらい星座。牡羊座は、火の星座になるのですが、火は閉じ込められるのを嫌うエネルギーとされています。(牡羊座以外の火の星座は、獅子座と射手座)
また、カスパー・ハウザーのことも思わずにはいられませんでした。彼の人生は、いろいろな映像作品や小説の題材にもなってます。
私は、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『カスパー・ハウザーの謎』を見て知ったのですが、この映画に描かれているカスパー・ハウザーが、非常に純粋な存在であると同時に、知的で気品ある人物として描かれていたことに胸を打たれたのを覚えています。このカスパー・ハウザーは、19世紀に生きた人物です。理由ははっきりしないのですが、16歳ごろ保護されるまで地下の牢獄に閉じ込められており、言葉も話せなかったようです。彼は、保護された後、教育を受け、社会性を身に付けていくのですが、これも理由はよくわからないのですが、暗殺されてしまいます。
彼は、幼少期から通常の生活を送っていれば身に付くであろう数々のものを失っていたとされます。身体的なものを含め、いろいろな感覚を身に付けていませんでした。人間になるということはどういうことなのか。社会の中で生きるとはどういうことなのか考えさせられます。
彼にとっては、周りの人間にとっての「普通」は普通ではありませんでした。私たちにとっての「普通」とは、一体何なのでしょうか?自由であるとは何なのかな?と、カスパー・ハウザーの人生を思うと、わからなくなります。私たちでも、ちょっとしたことなら、文化圏の違う場所に行けば、簡単に感じることができるでしょう。牡羊座の純粋さには、「それが「普通」と言われてもなぁ?」みたいなものを感じます。そんなの人間が、それもこの辺りにいる人間たちが決めた「普通」に過ぎないじゃないか。そんなのわからないな。
そういった感じです。
ひねくれているわけではなく、シンプルな疑問です。ちいさな子どもにとって世界は新しく見たことのないものだらけです。牡羊座の世界では、世界はそういうものなのかもしれません。「当たり前」は存在しません。子どもは聞きます。
あれは何?
これは何?
それはどうして?
それが牡羊座の世界。生まれたての星座ですから。
「見たことのないものだらけの世界」と、聞いて、「わくわくする」と感じるか、「怖い」と感じるかは人それぞれです。どちらも感じる人が大半かもしれません。この牡羊座の季節はエネルギッシュです。このエネルギーに参っていまう人もいるかもしれません。何かが産まれるということは、それくらいエネルギーを必要とすることなのだなと感じます。
若い頃、私はこの季節がとても苦手でした。しかし、あるとき、ふと、それに抵抗しようとするのではなく、この流れに身を任せてみようかなと思えました。その頃から、この季節を愛せるようになったように思います。私もこうして生まれてきたのかなと、いろいろな植物が芽を出したり、花を咲かせたりするのを見て、とてもエネルギッシュであるし、そこには葛藤もあるかもしれないけれど、それは、ごく自然なことなのだと、思うことができたのかもしれません。
あっという間に終わってしまう素晴らしい季節。今年も、リラックスして、味わいたいなと思います。
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さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。
少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは牡羊座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は3月21日8時前から、4月20日19時前まで。
次回は、牡牛座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも牡牛座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。
山椿眞登香 プロフィール
山椿眞登香
Madoka Yamatsubaki
Personal value consultant 、cura affeto代表。北欧占術ルーン/カラー&アロマコンサルテーション。
北欧ルーンカウンセラー(ケルト&ゲルマン文化研究家:吉田深保子氏に師事)、CAMES認定カラーカウンセラー(CAMES協会認定)、その他コーチング、北欧系占術、コードカット等を学ぶ。
空想上の動物や存在への憧れが強く、暇があれば絵を描いていた幼少期。2006年に広告代理店での激務に身体が悲鳴を上げ右半身が動かなくなる。
藁をも掴む思いで予約をした某パワーストーン店店主より言われた「あなたはこれから先、数多くの目に見えない力を備えた人達に出会い感銘を受けるでしょう。その中で“本物”だけを見極める眼を養い鍛えて下さい。それが出来る人です」と言う一言が転機となり、その後「自然界、人間界、精神と肉体の調和」を融合したカウンセリング技法を学ぶ。
コンサルテーションの目的は、人々が現在抱えている悩みから解放され、問題や課題に 打ち勝ち、自分自身の目標に到達できるようサポートすることである。
神秘的な北欧ツールを中心に、色とアロマと統計学をミックスさせた”コーチング”アドバイスや、自身が今一番なりたい自分に変容させる手助けとなる”色や香り、方向性”を導き出すコンサルテーションを行っている。19xx生。
風雲舎さんにお邪魔させていただきました
『ほら 起きて!目醒し時計が鳴ってるよ』 ☆並木良和 ¥1,600(税別)
(星をいれるかどうかとか、いろいろあったのかも知れないと推察なうw)
ニス引き(光沢)が終わった表1-4の見本刷り!! ←本の世界好きなんですw
もうすぐですねぇ、発売まで。。
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