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anemone 4月号巻頭に並木良和 先生 記事掲載

IMG_2297head2017年3月9日発売の ビオマガジン社  anemone(アネモネ) 4月号に 並木良和 先生の記事が掲載されました。

7月にはアネモネ編集部主催の【統合】メソッドのワークショップを開催予定です。詳しくは本誌をご覧ください。


 

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UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2016 LEO-

こんにちは。夕佳です。このコラムは2年間続けてまいりましたが、今回が最後となります。

皆様、今まで読んでくださって、大変ありがとうございました。とても楽しい2年間でした。

そして、今回のテーマは獅子座。

7月22日18時30分すぎ、太陽は蟹座から獅子座へ移ります。

獅子座の守護星は太陽です。梅雨も明けて、夏本番。まさに、太陽の季節。それが獅子座の季節です。

太陽は、太陽系の中心で、地球はもちろんさまざまな星がこの太陽の周りをまわっています。そんなことを思うと、獅子座の人が、気付くと集団の中で中心になっている場合が多いのも、頼られることも多いのも、仕方ないような気がします。自分からお世話しようとしていなくても、人が集まってくるし頼ってくる。

太陽なので。

獅子座という星座は、自分が広告塔、目立ってなんぼというところがありますが、本人はシャイで別に目立ちたくないという場合もあるようです。しかし、人前に出ると不思議と様になっていたりするので、本人が照れてもあまり意味ないようにも思います。つい目立ってしまうから、シャイになるということもあるのかもしれませんね。出生図において、重要なポイントに獅子座が位置している方は思い当たる節があるかもしれません。

牡羊座で産声をあげ、牡牛座で世界に触れ、双子座でコミュニケーションし始め、蟹座で居場所「家族」「ホーム」を認識する。そして、居心地の良い場所である「ホーム」から外に出て、自己主張するのが獅子座。「私」という存在について世界に向かって表現するのが獅子座です。親に内緒でする家からの初めて遠出といったイメージでしょうか。青春ですね。獅子座にはフレッシュなイメージもあるわけです。

そして、舞台に立つようなイメージも獅子座にはありますが、社会や世界という舞台に立って自分について表現するということについて考えさせてくれる星座のようにも思います。お父さんがああ言ったから、お母さんがああ言ったからではない、自分自身の考えを表現する、それが獅子座。

獅子座は固定宮、男性星座、火の星座です。火の星座で男性星座ということもあって、直感的で行動的ではありますが、思いつきでチャラっと動くというイメージはありません。いざというときは自分から行動を起こすタイプですが、固定宮のどっしりとした雰囲気もあって、納得しないと動かない、こうと決めたらてこでも動かない頑固さも持ち合わせているようです。

そして、今回、取り上げる映画監督は、去年『ヴィジット』が好評だったM・ナイト・シャマランです。彼の太陽星座は獅子座。初めて知ったときは少し意外でした。

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彼の作品に、獅子座の華やかさをあまり感じたことがなかったからです。しかし、彼が自分の作品にかなりの割合で出演していることを知人に教えられて(それまで全く気付かず鑑賞していました。)、「獅子座っぽい人なのかもしれない。」と、なんとなく思い始めました。獅子座は「目立ってなんぼ」ですので、「映画に出ればいいのに・・・」なんて勝手に思っていたからです。まったくもって余計なお世話です。

そして、『ヴィジット』を見て、彼のユーモアセンスの素晴らしさにも気付かされました。私には彼の映画の見方について、もう一度考えなおす必要があるように感じました。もう一度、彼の作品を通して獅子座について思いをめぐらせてみました。すると、なんとなく思うところがあったのです。

彼の作品を見るたび思うのは、「何を真実だと信じるべきなのか?」ということです。

彼の作品の中で描かれる世界では、しばしば、「これが真実だと思わされていたことがそうではなかった」ということがあるからです。

人は自分を誰かに向かって表現するとき、表現しておしまいということはないのではないでしょうか。他人に対して表現しているわけですから、「反応がない」という反応を含めて、必ず反応があります。その反応に驚いたり、傷ついたり、喜んだりするわけですが、そういったときに自分の表現した内容、自分という存在について、自分の見ている世界について、世界は様々な見方ができ、その中で何を信じるのか、改めて考えさせられたりします。

シャマランの描く世界は、自己表現、自己主張する前に私たちがやるべきこと、自己表現、自己主張した後に改めてする必要のあることを描いてくれるように感じます。

シャマラン監督のSF映画『サイン』の主人公グラハムは、妻を失った元牧師です。彼は、最愛の妻を失い、信仰を捨てます。彼は、自分や世界、いままで正しいと思い、世界に向かって表現してきたことを信じるのをやめてしまったけれど、彼にはかわいい二人の子どもや、サポートしてくれる弟などの存在があり、彼の人生が絶望だけに満ちているわけではないこと、素晴らしい側面も持っていることも描かれています。

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グラハムは、もう一度、自分を信じること、世界を信じることを必要な人のように私には思えました。

そして、この映画の中では、そういった人がグラハム以外にも存在します。彼をサポートする弟メリルは、元は素晴らしい記録を持つマイナーリーグの選手で、思い切りバットを振る機会が必要でしたし、グラハムの妻を事故死に追いやったレイ・レディ(シャマラン自身が演じています。)は、グラハムとその家族を助ける機会が必要でした。

みな、もう一度、自分を信じること、世界を信じることを必要とする人たちです。

この映画は、彼らがとある事件を通して、もう一度世界を信じようと自分を取り戻していく物語です。

誇りを取り戻す物語。

自分の意見を主張し、自分を表現するというのは、勇気のいる行為です。自分に自信がなければできないことです。ときには打ち砕かれることもあります。間違いであったと思うこともあるでしょう。しかし、それによって、より素晴らしいものを表現できる機会が与えられるのかもしれません。ここは修正しよう、ここは素晴らしい点だったので残そう、ここは誰がなんと言おうとこのままいきたい等々。

獅子座は誇り高い星座です。

そして、その誇りは不断の努力によって保たれるべきもののように、シャマランの映画を通して感じました。それは決して楽なことではないけれど、そういう過程を経ているからこそ、太陽によって守られたこの星座は、より一層強く輝くのかもしれません。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

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★占い★

少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは獅子座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は、7月22日18時30分すぎから8月23日夜中の1時40分ごろまでになります。

UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2016 CANCER-

今回のテーマは蟹座です。蟹座の季節の始まりは、夏の始まりです。

そうです、夏至から始まるのが蟹座の季節。

新しい季節の始まりに当たる星座は、活動宮と呼ばれています。夏の始まりは、蟹座ですが、秋は秋分。秋分から始まるのは天秤座。冬は冬至。冬至から始まるのは山羊座。春は春分。春分から始まるのは牡羊座。どれも、パキッと季節が変わるタイミングですね。

この4つの星座は、活動宮と呼ばれており、その名の通り、とても活動的な特徴を持つと言われています。

新しい季節の始まりは、新鮮でわくわくするものです。これから始まる季節、一体どんなことをしようかと考えるのはとても楽しいもの。もちろん苦手な季節があるという方もいらっしゃるでしょう。その場合、少しばかり億劫かもしれません。新しい季節に合わせて、生活を変化させていかねばなりませんからね。変化とは楽しいときもあれば、面倒なときもあります。どちらにしろ、活動宮の季節は、パワーを必要とする季節であることは確かですね。

そして、蟹座は女性星座に分類されます。非常に活動的な部分を持ちながら、周りの変化を受けて合わせていける柔軟さも持ち合わせているようです。

また、別の分類では、蟹座は、水の星座になります。水のテーマは、感情や感受性。

固い甲羅に覆われた柔らかい内臓、そんな体の作りにも似て、感情豊かで傷つきやすい内面を守るための強さを持っている星座であるようです。

蟹座は「家族」とも関わりの深い星座です。蟹座の特徴として、味方は守るがそれ以外には厳しいという排他的な一面があるとも言われています。「家族」とみなしたものには愛情を注ぎ、そして、外敵からも守ります。甲羅は固く、中身は柔らかい。それは、敵には強く、守るべきものには優しい、そんな蟹座の姿を連想されられます。

では、そんな排他的な蟹座の世界は、狭くるしいものなのか?と、言われたら、そうではないとお答えしなければなりません。

今回、少しお話しするのは、映画『ミツバチのささやき』の監督で知られるビクトル・エリセです。彼の太陽星座は、蟹座。

『ミツバチのささやき』も『エル・スール』も描かれる舞台は、家とその周辺あたりであったりするのに、その世界は暗喩に満ちており、「狭い世界」で片付けられるものではありません。静かに進む物語の中に、私は何を見ているのか。映画のなかの小さなシーンを繰り返し頭の中で反復している自分に気づきます。何気ない会話が、人生に対する永遠に繰り返される問いのよう。

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『10・ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』というオムニバスの作品があり、それにビクトル・エリセは「ライフライン」という作品で参加しています。ゆったりとした午睡の時間、赤ん坊とその母親はすやすやと眠っているようです。しかし、赤ん坊の服がゆっくり血で汚れていきます。そして、彼らの家族でしょうか。小麦粉をこねる女性、腕に時計の絵を描く男の子、ミシンで刺繍する女性、カードで遊ぶ老人など、みなそれぞれの時間を過ごしています。そして、1940年、国境検問所にナチスの旗が揚がるという新聞記事がうつされます。

ゆっくりとにじむ赤ん坊の血と新聞記事、私たちは不安な気持ちなります。美しく穏やかな日常にあらわれる不吉な影。しかし、それをエリセは、淡々と静かにそれを描写していきます

蟹座は「家族」と関係する星座だと先にも話しましたが、決して「狭くるしい」星座ではないともお話しました。この映画で描かれているのは「家族」の様子です。同時に社会も描かれいます。「家族」という一見小さな世界を描いているように見えて、実際「家族」の美しい様子を描いているのですが、同時にその周りの世界、社会のことも描いている。「家族」という場所からスタートしているからこそ、より私たちに訴えかけるものがあるのでしょう。

広い世界、自分の外側の世界は、関係のない世界ではありません。つながりの深い世界であることを、蟹座は蟹座なりのやり方で教えてくれているのかもしれません。大きなものは守れないが、小さなものなら守れる。そういう力が集まれば、結果的に大きなものが守れるのかもしれない。身の回りのことの大切さ、身の丈にあったことをしっかりやることが広げる可能性、そういったことを蟹座は教えてくれる星座のように思います。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

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少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは蟹座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は、6月21日朝7時30分すぎから7月22日18時30分すぎまで。

次回は、蟹座から獅子座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも獅子座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関係したカードが登場します。

(TAROT・占星術 夕佳 yuuka このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。)