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UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 libra-

こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。

9月23日17時30分ごろ、太陽は乙女座から天秤座へ。

今回のテーマは天秤座です。

獅子座から乙女座の季節になり、暑い夏から涼しい秋へ。乙女座の季節は、その気候の変化に伴って、体調のメンテナンスはもちろんのこと、模様替えが必要だったり、日常生活も変化させていく必要のある時期でした。

そして、そういった変化への対応も少し落ち着いてきたかな?という季節が、天秤座の季節。天秤座は活動宮です。

活動宮の星座は、その名の通り活動的。自分の体も家の様子も整った!いざ活動!という季節です。芸術の秋、食欲の秋、読書の秋などなど、秋にはやることがたくさんあります。夏の暑さにやられていた人も、そろそろ動こうかな、旅行にでも出ようかなと思える時期。

天秤座の守護星は金星。美しいものを愛する星座です。そして、風の星座。とても、知的な星座。天秤座の愛する美しさは、豪華絢爛な美しさというより、計算され、無駄のない美しさかもしれません。「野暮ったい」という言葉から一番遠くにいる星座。

また、風の星座ですから、コミュニケーションとも深く関わりのある星座です。たくさんの人と軽くコミュニケーションを、というのではなく、一対一のコミュニケーション。机に座って、向かい側にいる相手とじっくり話をするイメージ。天秤が傾かないように、飽くまで対等な立場で。

天秤座の映画監督といえば、個人的には、ペドロ・アルモドバルが思い浮かびます。彼のアセンダントは、牡牛座。天秤座と同じ守護星を持つ星座です。彼の映画が華やかなのは、この牡牛座が効いているのかもしれません。

トーク・トゥ・ハー 映画

そして、彼の描く題材はタブーとされるテーマを扱っている場合が多いのですが、彼の月は、蠍座。蠍座は「隠されたもの」を扱う星座です。華やかで、タブーとされる題材を扱い、下手したら悪趣味にもなりかねない世界観。

しかし、彼の映画は、常に、洗練されています。それは、太陽を天秤座に持っているからなのかもしれません。悪趣味さに傾きそうになっても、天秤座のバランス感覚でもって、うまく回避しているのかもしれません。見終わって後味が悪いということがありません。軽やかな風の星座のなせる業でしょうか?ユーモアに溢れる点も(ブラックユーモアであっても)、風の星座らしい。伝えるのが上手というか。相手が不快にならないような伝え方ができる人なのでしょう。コミュニケーションをつかさどる水星も、彼は天秤座に持っています。

天秤座は、さらっと嫌味なく気遣いのできる星座です。全体のバランスを、常に意識しているのかもしれません。それだけに、自分の主張を押さえがちであったりもします。また、優柔不断な星座とも言われます。「どちらにもそれぞれ良い点と悪い点があるのに、どちらかに決めるなんてできない。」と、考えるのかもしれません。いつも公平な目で物事を見るのです。

では、大人しいだけの星座か?と、いうとそうではありません。まず、活動宮の星座であることを思い出してみてください。基本、活動的です。さらっと、活動的。決して、暑苦しくはありません。

そして、優雅な星座ではありますが、言うときははっきり言う星座でもあります。正義の女神が持っているものが何であるか思い出してみてください。剣と、もう一つは天秤です。「筋が違う、曲がっている」と感じると、毅然として意見を言う星座です。それも自分の利益のためではありません。互いの利益のためです。「あなた」にとっての、「私」にとっての利益。

そこが天秤座。

私が、アルモドバル監督の映画に惹かれるのは、そのバランスに理由があるように思います。誰の肩をやたら持つわけでもなく、かといって、誰を徹底的に責めるわけでもない、突き放しているようでいて、そうではない優しさがあるのように感じます。一見熱く描かれているようでいて、程よい距離が保たれている。

机に座ってちゃんと向き合ってはいるけれど、そこには一定の距離がある。そういった距離がないと、伝えたいこともきちんと伝わらないのかもしれない。

天秤座は、そういったコミュニケーションのヒントを教えてくれる星座です。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは天秤座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は9月23日17時30分ごろから10月24日夜中の3時前まで。

次回は、天秤座から蠍座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも蠍座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。

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UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 virgo-

こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。

8月23日19時40分ごろ、太陽は獅子座から乙女座へ。

今回のテーマは乙女座。

乙女座は、「乙女」と名のつく星座だけあって、献身的で、優しく、潔癖で、完璧主義者で・・・などなど穢れの知らない存在のように書かれることもあるでしょう。でも、本当にそれだけの星座なのでしょうか。繊細で、傷つきやすい乙女座にはさまざまな顔があるように思います。

先日、三池崇史監督の『ビジターQ』を見ていたのですが、この三池崇史監督は乙女座でした。この監督の作品は、グロテスクでハードなものが多いように感じますが、同時に、それで終わらないユーモアを感じます。

乙女座には独特のユーモアセンスが備わっているように思います。乙女座の守護星は、コミュニケーションと知性の星、水星。底抜けに明るいユーモアというより、少し斜めを向いたようなユーモア、皮肉を含んだユーモア、ブラックユーモアと呼ばれるものかもしれません。知的な星座です。

乙女座は、柔軟宮の星座です。柔軟宮の星座の時期は、季節が移ろいゆく季節。夏から秋へと変化していく時期です。

それだけに、活動宮のような行動力や、固定宮のような安定感には欠けるかもしれませんが、臨機応変に変化に対応できるという強みがあります。

この臨機応変に対応できるという点が、乙女座にさまざまな顔を持たせるのかもしれません。献身的で真面目な星座ですから、さまざまな人の期待に応えようと努力していたら、その結果、さまざまな顔を持つことになったなんていうのは、ごくごく当然のことなのかもしれません。そうしているうちに、自分が本来何を求めて、何を望んでいるのかわからなくなっていたなんてことにもなってしまいそうですが。

乙女座は、慎重で、ガードの固い星座とも言われますが、それはそうやって人のニーズに応えることができてしまうからなのかもしれません。決して弱い星座ではありませんが、繊細な星座です。だれかれなしにニーズに応えていたら、消耗しきってしまう可能性はとても高い。

あと、乙女座の映画監督で思い出すのは、『ホーム・アローン』や『アンドリューNDR114 』、最近では『ハリー・ポッター』シリーズを撮ったクリス・コロンバス、『プラトーン』、『7月4日に生まれて』のオリバー・ストーンなど。

こういうのを見ると、乙女座の正義感の強さや、少女のような純粋さ、ユーモアがあるとは言っても真面目すぎるくらい真面目な星座であるということをひしひしと感じます。

『ビジターQ』も、とんでもなストーリーでしたが、結局のところのテーマは、家族愛でしたし、むちゃくちゃやっても、優しい星座であることの表れなのかななんて思ったりもします。優しいというか、人間ちゃんとしないと、ちゃんと生活営まないと、と、とにかく真面目。そして、ちゃんとしないとちゃんとしないととやってたら、その真面目さゆえに、ちょっとおかしな方向に行ってしまいましたみたいなイメージの星座です。柔軟さゆえの悩みなのかもしれませんね。

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真面目でちゃんとしてるし頼りがいもあるし、甘えるのも苦手かもしれないけれど、あぶなっかしいところもあって、見ている人はそんな乙女座をちゃんと見ていて、愛すし、尽くすし、愛されるし、尽くされる、そんな星座なのかもしれません。

乙女座という完璧な美少女が、忘れ物をして(それは天変地異並に稀なこと)泣きそうな顔をしていたら、助けたくならない人は、そうそういないのではないでしょうか。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは乙女座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は8月23日19時40分ごろから9月23日17時30分ごろまで。

次回は、乙女座から天秤座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも天秤座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。

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UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 cancer-

こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。

6月22日1時前、太陽は双子座から蟹座へ。今回は、蟹座をテーマに。

蟹座のキーワードの代表的なものとして「家族」というものがあります。あとは、自分が安心して過ごすことのできる「ホーム」のような場所。住む「家」自体も。

どれも、自分を守るものだったり、守りたいと思うものだったりするのでしょうか。同時に、足かせになりうるものかもしれない。

私自身、近々、引っ越すこともあり、「家族」との関係や「家」について考える時期でもありました。

引越の際に保証人が必要になって、家族のいる人間は家族に頼むわけですが、いない人や頼めない人もいるわけです。人によって家族のあり方はそれぞれであるにも関わらず、「家族とはこうあらねばならない」というものが根強いように感じます。

何故なのでしょう。「こういうものだ」と、決められたものって安心するからでしょうか?

蟹座のキーワードには「排他的」というものもあって、家族と認めたものには優しいが、それ以外のものには厳しいみたいな部分もあるとされている。

実際、誰でも味方とはいかないところが世の中にはあって、敵、味方とまでは言わないまでも、「この人には気を許してもよいけれど、この人には許せない」というのは大抵の人にはあるかもしれない。排他的ということばは、きつすぎるとしても、そういったきらいは誰にでもあるかもしれません。

蟹は柔らかい内臓を固い甲羅で覆って守っていますが、そのイメージも蟹座のイメージに重なっていくのです。

「ここにいるとほっとする」それは、そこに柔らかい部分を侵す「敵」がいないからです。血のつながりによる家族、法律による家族、心でつながっている家族。おそらくいろんな「家族」がある。

血でつながっている家族より、心で繋がっている家族の方が頼りになることもある。血でつながっていても、味方のように感じれない場合もある。

「家族」とは?「ホーム」とは?「家」とは?

私たちにもし「家」がなく、敵にまみれながら暮らさねばならないとしたら、それはどれほどストレスフルは状況なのでしょう?私たちにとって、雨や風をしのぐ「家」、厳しい人間関係から守ってくれる「家族」、そういったものはとても大切です。

先日、『チョコレートドーナツ』という映画を見ました。

チョコレートドーナツ

ショーパブのダンサー ルディと検事局に勤めるポールはゲイのカップル。ルディの近所にはダウン症の少年マルコが母親と住んでいました。ある日、母親が薬物所持で逮捕され、見かねたルディはマルコを引き取ることにするのですが、ルディとポールがゲイのカップルであるということもあり、世間の目は非常に冷たいものでした。彼らは素晴らしい「家族」であったにもかかわらずです。マルコは、いつも薬に溺れる母親から放置されていました。施設に預けられた後も、ルディとポールをひどく恋しがりました。にも関わらず、世間は冷たかった。それは、単なる偏見によるものです。

偏見とは、よくわからないものに近づきたくない、傷つきたくないという排他的な気持ちから生まれるのかもしれません。それも、もしかすると、蟹座的な世界なのかもしれない。

人は一人で生きていくには、弱すぎるのかもしれません。寄り添って、温めあい、守りあい、助け合い生きていく。柔らかい私たちの心や体を、甲羅のように守るつながりが必要なのかもしれません。そういった柔らかい部分を見せるには、すこし勇気が必要です。うっかり間違った相手に見せて、傷つけられるようなことは十分ありえるからです。

しかし、見せなければ、共有できないものがある。見せることで敵ではないと証明できる。見せられたら、目を背けずに見る必要もある。短い時間では理解できなくても、ゆっくりと理解しなければならないのかもしれません。

そうしなければ、甲羅で覆われた部分は、成長することなく腐っていくだけなのかもしれない。なんて勇気のいることなのだろうと思います。

蟹座の神話は、とても切ないものです。

レルナという沼には、ヒドラと大きな蟹が住んでいました。9つの頭を持つ怪物ヒドラは毒気を吐いて人々困らせていたのですが、それを退治しようとやってきたのがヘラクレスです。最初は陰からその戦いを見ていた蟹でしたが、ヒドラが劣勢になるのを見かねて、ヘラクレスにとびかかった蟹。しかし、あっさりヘラクレスに踏みつぶされ、死んでしまいます。

この蟹の勇敢さは、傷つくとわかっていても、行動したくなる人の心をあらわしているように思います。勇気のある行為だと気付くのは後からという場合もあるのかもしれない。

自分にとって居心地のよい状態を知るということは、自分をよく見つめないとわからないように思います。何が必要で、何が必要でないか知らねばならないので。それは、一日二日でできることではなくて、長い時間がかかることなのかもしれません。しかし、長い時間をかける価値のあることです。じっくり、自分を守る場所を作りあげていく。そして、そうやって作り上げたものを簡単に壊されては、たまったものではありません。

自分を守るということはとても大切なこと。自分を守る場所を守るということも、また大切なこと。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

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少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは蟹座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は6月22日夜中の1時半から7月23日お昼の12時半ごろまで。

次回は、蟹座から獅子座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも獅子座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。