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並木良和 先生 インタビュー『健康と病気』-vol.2-
前回のインタビューでは、病気を引き起こすメカニズムと理由を中心に並木良和先生に伺いました。今回は、病気とカルマや前世の関連性からお話しが始まります。
-インタビュアーのご紹介- 『健康と病気』インタビューでは、二年前に発症した病気をきっかけに、並木先生のワークショップに参加されているAさんにお願いしております。
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Aさん(以下Q);では前回おっしゃっていた、カルマと病気との関連性として、カルマはどのように作用するんでしょうか?
並木良和 先生(以下N);カルマっていうのは、別にネガティブって意味ではないんですね。ポジティブなカルマというのもありますし。カルマは単に『経験』という意味なので、そこにはネガティブもポジティブも両方を含んでます。
ただ、いわゆる『病気でのカルマ』と一般的にいう場合には、どちらかといえばネガティブな要素を含んでいるんですね。
例えば、今の人生の中で非常に肝臓を悪くしている。生まれながらにでもそうですけど。そうすると、それをカルマっていう視点で見ていった場合、前世では、ものすごくがむしゃらにお酒を飲んで、自分の身体を痛めつけて。その時に同じ様に肝臓のバランスを崩して亡くなっていっているとします。その時の記憶を色濃くもっていたりする場合がある訳ですよ。そこで苦しかったとか辛かったとか。
その時の記憶が癒されないで、そのまんまを次の肉体に持ち越してきたりすると、また同じ様に肝臓にトラブルを起こしてみたりたりすることがあります。それもカルマのひとつの現れです。その経験が、身体に、次の肉体にでてきてしまっている訳ですから。
Q;本人はそれがカルマだとは、なかなか気づけないですよね。
N;そうですね。前世の記憶は持っているんだけど、その記憶を思い出せていない、気づけていない状態の場合、それをカルマだと捉えるのは、なかなか難しいと言えるでしょうね。
例えば、そうやって、お酒で身を持ち崩して亡くなったりすると、逆に戒めとしてアレルギー反応を示す様なかたちになって、次の人生では「一切お酒は飲めません」とかね。また、お酒を飲んだことにより、トラブルを起こして甚大な被害を及ぼしたってことが、記憶に残っていると、またそれが、飲まない選択につながったり、飲めない人間になってみたりします。
Q;お酒を飲まなくても、前世で肝臓を患ったという記憶により、また患う可能性もある。
N;そうです。それがカルマってことです。例えば、よくあるでしょ?「肝臓がんになりました。でも私は一滴もお酒を飲んでいないです。」「肺がんになりました。私は煙草を全く吸わないです。周りも吸っていません。」そういうことが、カルマってこともあるし、あとは感情ですね。いつも言っている、自分のバイブレーションのことです。
怒りは特に肝臓に蓄積されるんですね。怒りの感情を手放すのではなくて、我慢をしたり、溜め込んでいる。そうすると肝臓にものすごく大きな影響を及ぼすことになります。特に悲しみの場合は、腎臓や肺に影響を及ぼすことがあります。いつもなにか孤独感を感じていて、悲しい・辛い・さみしいとかいう記憶、記憶というより感情ですね。感情が癒されていなければ、それがどんどん肺や腎臓に影響を及ぼしていって、そこにトラブルを起こしていくということがあります。
Q;それも前世の感情が?
N;前世だけではありません。今世の感情の場合ももちろんあります。
Q;それが原因だとなかなかね、ちょっとあの…(苦笑)
N;そう。でも本当はね『今世の感情』って言ったって、前世から引きずっていることがほとんどなのです。
Q;ふーん。。
N;何世紀も使って来ているバイブレーションっていって、ずうっと前のものなんですよ、本当は。でも『今』のものと捉えたりする。
例えばわかりやすく言えば、母親との関係で怒りが湧いてきた時に「今、私、母親に対して怒りが湧いてるんです」って。でも、本当は10年前の感情だったりするんですよ。今のお母さんに怒っているんじゃなかったりする。10年前のお母さんに怒ってたりすることがあるんですよ。だから『今、感情が湧いてきている』って言っても『今』のものではなかったりします。
Q;それがわかるようになるには…自分で振り返る?
N;そう。でもね、いつも僕の教えている『統合』は『その感情が何世紀の前のものである』とか、『前世でこういうことがあったので、こういう感情が喚起されている』という風に、その詳しい内容を知らなくていいんです。とにかく、自分の中に出てくるバイブレーションを捉えて外していくっていう風にすれば、根こそぎそれは、外れていくことになります。
そして今のこの時代は、カルマっていうものを大きく清算して、完了させていくことができるエネルギーになっているんですね。そういうチャンスが与えられているという言い方をしてもいいです。だから余計にもう、今まで持ってきたものを、また更に次の人生に持ち越すということではなく、ここで全部清算していって、そして本当に自分が身軽になって、いわゆる悟りを得ていく。そういうエネルギーに地球のバイブレーション自体がなっているんです。いつも言っている様に、宇宙的なイベントなんですけどね。地球はそのように変化をしていっているってことなんですね。
Q;では、もう病気もただ現実にある一つのバイブレーションとして、『統合』をし、手放す。
N;そうです。だから病気っていうのは、いずれ無くなっていくことになります。病気が無くなっていくので、いわゆる今までと同じ様な『医者』っていう立場も、無くなっていくことになるでしょう。
でもね、医者が要らなくなるってなった時に「職業がなくなっちゃうじゃないか」って。でもその時には、絶対にその人は今度は、もっとそれに変わるワクワクするものが出てくることになります。
Q;お医者様が? …なんでしょうねぇ?
N;それはその人の魂の内容によりますから。「これが終わったら、次のお医者様の道はこれですよ」って決まっている訳ではありません。だって、例えば、今いるお医者様達だって、必ずしも「本当に自分がしっくりくる、これが」ってやっているとは限らないでしょ?
だから、もっと本当の自分にしっくりくるものに移行していく訳ですよ。ましてや、もっともっと自分の中にうそがつけなくなるエネルギーの資質になっていきますから。「あ、やっぱり、自分は今までこれをやっていたけど、本当はこれは自分にとって相応しいって感じていなかったんだな。本当はもっとこっちをやりたいって思っていたんだな」っていうことに、ハッとさせられて、そっちに移行していくことだってあるしね。
Q;では、これからは、自分と一致して生きていくことで、バイブレーションである病気もなくなるし波動が上がる…
N;自分に一致していくことで、波動は上がっていくんですよ。
Q;それ=病気のない世界にいく。
N;もちろんです。
Q;はい。それを実現するには『統合』をする。
N;そうです。「『統合』もひとつのツールです。」ということです。『統合』しなければそうなりません。
あ、でも、『統合』はしていくんです、結局。どのようなツールを使っても『統合』をすることになります。僕たちが成長していくプロセスというのは『統合』のプロセスなのです。
これからアセンションという、本格的な流れが起こっていきますが、それは『統合していく』ってことなので。アセンションの反対はディセンションと言うのですが、要するに『次元上昇』に対する『次元下降』なんですね。『次元下降』っていうのは『分離していく』ってことなのです。
だからいわゆる大きな源=神、その宇宙の源というものが神になりますけど、その『神』がひとつの状態だと経験できないのでいくつもにも分かれて沢山の経験をしてくる。それをまた持って戻ってきなさいねって。これは『統合』ですから。
分離から統合へそういうサイクルに今いるんですね。もう『統合』のサイクルに入っているんです。
Vol.1 はこちら
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並木良和 先生 インタビュー『健康と病気』-vol.1-
ご好評を頂いている並木良和先生のインタビューシリーズ、続いてのテーマとして『健康と病気』についてお話を伺います。今回のインタビュアーは、二年前に発症した病気をきっかけに、並木先生のワークショップに参加されているAさんにお願いいたしました。
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Aさん(以下Q);今日のテーマである『健康と病気』については、人が一番気になるものじゃないかなと思います。
並木良和 先生(以下N);そうですね。ぶちあたりますから尚更ですね。
Q;では、まず最初に『人はなぜ病気になるのか』という基本中の基本の部分をお聞きしたいのですが。
N;病気の原因も様々なんですけど、例えば、生活習慣での『不摂生』によって自分の身体を病んでいく、害していくということはもちろんあるんですね。それがひとつ。そして『カルマ』といって、病気をすることによって身体が不自由になることもありますよね。その不自由さを味わうことで、自分の魂に足りない資質を見出そうとしたり、学ぼうとしたり、ってところからその病気を引き起こしていることもあります。もうひとつは、いつもお話しているように『サイン』です。自分が本来の自分に一致した生き方から外れていると『ズレてますよ、外れてますよ。』ってサインを出してくる。この3つが、基本的には病気の原因として挙げられます。
その病気の原因の『自分の不摂生』等は、もちろん肉体だけではなく、エネルギー体というものも乱していくんですね。例えば、チャクラが非常に乱れ始める。要するにチャクラのバランスが均衡がとれている状態が健康だとするならば、その均衡が崩れ、バランスを崩していくので、肉体レベルにいろいろと症状として出てきたりすることがある訳です。
まず、一番最初に重要なのは、肉体ではなくて、本当はエネルギー体なんですね。要するに、川上から川下に流れる流れってあるけれども、これって川下から川上には絶対流れないでしょ?下から上には流れないですよね、基本的には。それと同じ様に、まずエネルギー体から曇っていきます。なんでもそうなんですが。エネルギー体からバランスを崩すんです。それはいわゆる、この肉体の外側にある『エネルギー的なカラダ』と『チャクラ』っていうところがバランスを崩していって、それからだんだんだんだん肉体に降りてくるんですね。これが病気のメカニズムです。
だから『いきなり肉体に病気がくる』っていうことは、絶対にないです。必ずエネルギー体にバランスの乱れ・崩れがでて来て、そこから降りてくるんです。最終段階で肉体にでてきます。だからヒーリングの場合では、肉体を癒すというよりも、まずエネルギー体を整えるんです。チャクラを整えてみたり、オーラを整えてみたり。エネルギー体を整えることで、そこのバランスが肉体に現れてきます。そして肉体のバランスも整っていきます。
Q;そうしますと、病気の大小の違いとは、例えば、運動をして筋肉痛になったり風邪をひいた位のレベルと、もう一方は本当に身体がどんどん蝕まれてしまって心筋梗塞や脳卒中になったり。後者は、本人の気づきが遅かったのでしょうか。
N;そうです。サインとして出ているものを、自分がそのサインに耳を傾けていけば、(進行が)停まるだけでなくて回復の方に向かっていくんですね。
簡単な例で言えば、働き過ぎですよってことで、身体が病気を起こしたとします。『こうでもしないとこの人は止まらないから』って。強制ストップという様な形で、大きな病気として現れます。でもその人が「そうだな。身体を酷使してきたな。自分の時間を大切にして来なかったな。自分の気持ちを振り返る時間もなかったな。」と『自分にしっかりと向き合う』ってことができるようになると回復に向かっていくんです。
それでも「休んでられないから」って病室に仕事を持ち込む人もいますよね。そうなると更に耳を傾けていない状態になるので、もっと蝕まれていくしかないんですよ。
Q;現代人として、サラリーマンは皆ちょっとした風邪は薬を飲んで熱を下げて出社したりすることが多いですよね。それはやはり逆らっているということですね。
N;そういうことです。自分と一致していると体調も崩しませんよってお話したことがあると思いますが、風邪っていうものも、そうなんです。風邪すらひかない。周りで風邪が流行っていても、ひかなかったりする訳です。そこの波長にチャンネルが合ってないから。
Q;そうですね。でも、現代人はほとんど無理していますよね。特に日本人は。
N;多いですよね。だからやっぱり、世の中に風邪にしてもインフルエンザにしても何にしても、常に病気の情報ってでてるでしょ?
Q;はい。そしてそのサインを見逃していると…。今がんって多いですものね。
N;だから『サインである』という捉え方ができるかどうかってすごく重要なんですよ。まず人間は、がん等になると特にそうですけど「死んでしまう!」「もう、い、命が!」「『サインだ』なんて言ってる場合じゃないわよ」って。もう、スピリチュアルを学んでいる人だってそうなっていくんだよ。「『がん』なんてなったら、スピリチュアルとかって言ってる場合じゃない」って(苦笑)。もうこれは本末転倒なんですね。
本当にその時に、それを「あ、サインなんだな」って捉えて、そして自分を振り返り、自分の生き方をもう一度見直すチャンスとして受け止められるなら、その人のステージは何個も上がって行くことになるわけですよ。結局言い方を変えると、それくらい大きな出来事を起こして、目を醒まそうとしている訳だから。
Q;がんの話になっていますが、インターネットで調べればこういう症状はどういうステージ・状態まで進んでいて、その生存率が何%という世の中のネガティブな情報によって、患者はとても心穏やかにはいられないし、家族も巻き込みます。そして大概の人は「とても怖い」と死への恐れを抱きます。
どんな人も、魂や精神的なこと・スピリチュアルな世界を学ばない限り、恐れは取れないものなのでしょうか?
N;恐れも限界の限界までいくと、いわゆる、恐れの極みまでいき「ここまで下がって最大限に下がって。そしてどん底までいくと、上がるしかない」って言ったりするでしょ?それと精神的には同じこと。どん底まで恐怖を味わう。後はもう『手放す』っていう心境になります。「もう、降参します。」って。恐れすらも。
恐れでワーとかキャーとかウーってやってることすらも「降参して手放します。」っていう状態になったりします。その時にその人は浮き上がります。そして、そこから精神的に上がっていくことが起きた時には、肉体が奇跡的に回復するみたいな状態になるわけです。本当は奇跡じゃないんですけど。
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Q;がん患者のBlogをみていると、更新が途絶え亡くなってしまったというパターンがありますが、その人は恐れを手放さず、自分も振り返らず、死をむかえてしまったということなのでしょうか?
N;ううん、振り返っていても、例えば恐れだったら、恐れっていう部分を要するに克服ができなかったんです。恐れを手放すっていうことができなかったんです。
Q;そういう方が多いですよね、実際は。
N;そうですね。でもね、例えば、その克服っていうものができていて、本当に心穏やかになっていて、自分の状態を受け入れていて。「そういう風になっていても亡くなる方はいませんか?」と聞かれたら、そうではなく、亡くなる方もいます。それは例えば『自分が身をもって肉体を抜ける・肉体を去る』ということを周りにみせることで、周りの人達の学びに貢献していることもあったりします。 厳密な言い方をすれば。
Q;そういう役目の人もいると…。
N;中にはいます、ということです。が、多くの場合は、なかなか恐れを手放せずにいますね。手放したと思っていても、手放せてないってこともよくあって。
これも時々お話しているのですが、あるお坊さんが、自分が宗教を極める中で、死の恐怖を克服し、自分の精神のバランスもとれるようになって。そういう人が病院にがんで入院された時があったそうです。その時告知するかどうか、お医者様が聞いた際に、そのお坊さんは「自分はそういう覚悟は、今までの修行の中でできているので全然問題ありませんから言ってください。」とおっしゃったので「あ、そうか。こういう宗教的な背景がある人なら大丈夫なのかも知れないな」とお医者様は思い、告知したんだそうです。
ところが、そこからお坊さんは取り乱してしまって大変なことになってしまったそうです。自分では克服できたつもりでいても、実際にはできてない。そういうこともあったりするんです。
Q;恐れが原因であることを皆が知って手放していくと『治る』ではないけれど、良い状況に行くということですかね。
N;その状態にとどまっている必要がなくなるんですね。本来、僕たちは、健康な状態って自然なことなのです。なにかバランスを崩すので病気になります。病気で学ぼうとしたり、教えようとしたりするけど、皆がそういう意識でなくなれば、病気っていうもの自体を存在させておく理由がなくなるんですね。
Q;気づきの材料なんですね。
N;そうなんです。本当に命と向き合うことになるでしょう? 例えばがん等の場合は特に。大きな材料になるんですよ、病気っていうのは。題材になります。
vol.2に続く
世にも美しいガンの治し方
ガンは細胞も血液も溶かしてしまう病気です。
だから患部に薬を送ることが出来ず、直接患部に抗癌剤や放射能をあてるのです。(Dr.石原)
−世にも美しいガンの治し方− ムラキ テルミ