意味をもとめること

創造はハードワークでもストレス感もない世界にあるもの

UMEBOSHI★ONIGIRI TAROT URANAI? -2015 virgo-

こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。

8月23日19時40分ごろ、太陽は獅子座から乙女座へ。

今回のテーマは乙女座。

乙女座は、「乙女」と名のつく星座だけあって、献身的で、優しく、潔癖で、完璧主義者で・・・などなど穢れの知らない存在のように書かれることもあるでしょう。でも、本当にそれだけの星座なのでしょうか。繊細で、傷つきやすい乙女座にはさまざまな顔があるように思います。

先日、三池崇史監督の『ビジターQ』を見ていたのですが、この三池崇史監督は乙女座でした。この監督の作品は、グロテスクでハードなものが多いように感じますが、同時に、それで終わらないユーモアを感じます。

乙女座には独特のユーモアセンスが備わっているように思います。乙女座の守護星は、コミュニケーションと知性の星、水星。底抜けに明るいユーモアというより、少し斜めを向いたようなユーモア、皮肉を含んだユーモア、ブラックユーモアと呼ばれるものかもしれません。知的な星座です。

乙女座は、柔軟宮の星座です。柔軟宮の星座の時期は、季節が移ろいゆく季節。夏から秋へと変化していく時期です。

それだけに、活動宮のような行動力や、固定宮のような安定感には欠けるかもしれませんが、臨機応変に変化に対応できるという強みがあります。

この臨機応変に対応できるという点が、乙女座にさまざまな顔を持たせるのかもしれません。献身的で真面目な星座ですから、さまざまな人の期待に応えようと努力していたら、その結果、さまざまな顔を持つことになったなんていうのは、ごくごく当然のことなのかもしれません。そうしているうちに、自分が本来何を求めて、何を望んでいるのかわからなくなっていたなんてことにもなってしまいそうですが。

乙女座は、慎重で、ガードの固い星座とも言われますが、それはそうやって人のニーズに応えることができてしまうからなのかもしれません。決して弱い星座ではありませんが、繊細な星座です。だれかれなしにニーズに応えていたら、消耗しきってしまう可能性はとても高い。

あと、乙女座の映画監督で思い出すのは、『ホーム・アローン』や『アンドリューNDR114 』、最近では『ハリー・ポッター』シリーズを撮ったクリス・コロンバス、『プラトーン』、『7月4日に生まれて』のオリバー・ストーンなど。

こういうのを見ると、乙女座の正義感の強さや、少女のような純粋さ、ユーモアがあるとは言っても真面目すぎるくらい真面目な星座であるということをひしひしと感じます。

『ビジターQ』も、とんでもなストーリーでしたが、結局のところのテーマは、家族愛でしたし、むちゃくちゃやっても、優しい星座であることの表れなのかななんて思ったりもします。優しいというか、人間ちゃんとしないと、ちゃんと生活営まないと、と、とにかく真面目。そして、ちゃんとしないとちゃんとしないととやってたら、その真面目さゆえに、ちょっとおかしな方向に行ってしまいましたみたいなイメージの星座です。柔軟さゆえの悩みなのかもしれませんね。

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真面目でちゃんとしてるし頼りがいもあるし、甘えるのも苦手かもしれないけれど、あぶなっかしいところもあって、見ている人はそんな乙女座をちゃんと見ていて、愛すし、尽くすし、愛されるし、尽くされる、そんな星座なのかもしれません。

乙女座という完璧な美少女が、忘れ物をして(それは天変地異並に稀なこと)泣きそうな顔をしていたら、助けたくならない人は、そうそういないのではないでしょうか。

さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。

少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは乙女座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は8月23日19時40分ごろから9月23日17時30分ごろまで。

次回は、乙女座から天秤座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも天秤座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。