こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。
7月23日お昼の12時半ごろ、太陽は蟹座から獅子座へ。
テーマは獅子座。自己表現の星座。守護星は太陽。太陽系の中心です。そして、獅子は百獣の王。これだけ書いても、目立たないわけがない星座ですし、目立つことを恐れてはならない星座です。
先日、マドンナの新曲のPVを見ながら、これだけみんなに注目されながら、マドンナはまだ飢えている感じがする、なんでやねんと考えていました。
マドンナは獅子座です。
最近(?)の流行のセルフィー※ですが、あれも、自己表現だよなと思って見ていました。SNSに大量にあげられるセルフィーは、もちろんのこと、一つの人生を背負った人間によるものです。その顔の奥には、いろんな思いがあるはずです。「見られたい」人は山ほどいる。私もあなたも、本当に誰にも見られてなかったら、孤独で頭がおかしくなってしまうかもしれない。
何故人は人に見てもらいたいと考えるのでしょう。自己顕示欲を満たしたいから?承認欲求を満たしたいから?ただそのままを提示して注目を集めることのできる人はそうそういませんし、そのために努力も必要です。セルフィーですから、見た目の手入れから、どう写すか、その切り口。コメントも気が利いていないといけないし、どの層にアピールするか考えて自己演出しなければなりません。それをいやらしいと感じるか、自分に自意識が良い意味で高いと考えるかは人それぞれでしょう。
ただ言えることは、楽しんでいるのは送り手だけだけではないということです。楽しんでいる受け取り手がいるのです。待っている受け手がいる。
獅子座は、まるで舞台に立つように生活もドラマチックに生きることのできる星座です。一体誰のためにそうしているのでしょう。獅子座の人たちの立ち居振る舞いはとても優雅であることが多く、特定の誰かのためにしているわけでなくても、「見てしまう」のかもしれません。セルフィーのように見られることを意識したものもあれば、美しさゆえだたり、存在感であったり、さまざまな理由で、本人は無意識であっても「見られてしまう」人もいるでしょう。
女優のシャーリーズ・セロンは、獅子座の人。私はまだ見ていませんが『マッド・マックス 怒りのデスロード』にも出演しており、話題の人です。彼女を最初に見たのは、『サイダーハウスルール』、続けて同じ日に『モンスター』を見ました。
『サイダーハウスルール』で見せたまばゆい美しさ。こんな綺麗な人がいるのかと思いました。『モンスター』で見せる醜さ、悲しさ。目を疑いました。同じ人なの?どちらにも釘付けになったことは言うまでもありません。美しくても、醜くても、私たちは見てしまう。彼女は女優です。
その熟練した技術でもって、見せられてしまう。熟練した獅子座はいろんな方法で私たちの目を釘付けにするのかもしれません。最初に書いたマドンナの『ビッチ・アイム・マドンナ』のPVで見せるマドンナは決して上品とは言えません。美しいのかな?それも人それぞれ感じ方は違う。が、しかし、見てしまう。
マドンナはなぜこういうPVを撮ったのだろう?
派手な外見の中身は一体なんなのだろう。
獅子座の守護星太陽の光は強烈です。光が強ければ強いほど、影は濃くなる。光も影も使って、私たちは人の目を捉えたいと思うことがあるのかもしれません。その理由も人それぞれでしょう。人は一人では、なかなか生きていけないのかもしれません。誰かに見ていてほしい。
どんな風に生きているのか、見ていて欲しいと望んでいるのかもしれない。明るい部分も暗い部分も。ならば見てもらえばいい、そして、見ている人にも楽しんでもらえばいい。楽しませるのは無理でも、共感を覚えてもらえばよいのかもしれない。
自意識が勝ちすぎて、見られたいのに、見られたくないなんて言うとき、そんなのはしたないからなんて言うとき、熟練の獅子座は笑うかもしれません。堂々としてればよいのにと。
※セルフィー…自撮り
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さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。
少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは獅子座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は7月23日お昼の12時半ごろから8月23日19時40分ごろまで。
次回は、獅子座から乙女座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも獅子座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関連したカードが登場します。