こんにちは。夕佳です。このコラムの名の由来はこちらを御覧ください。
5月20日午後11時40分ごろ、太陽は牡牛座から双子座へ。
そして、今回のテーマは双子座です。
日本だと、双子座の季節というのは、さわやかな5月晴れの続く毎日から、梅雨へと移り変わっていく季節です。梅雨の時期は、うっとおしくもありますが、冬の雨と違い、暖かい雨で、緑をぬらす美しい雨でもあります。明るい日差しのなかで降るそれは、暗い冬のものとは異なる趣を見せてくれることでしょう。雨が降ったとしても、明るい季節、それが双子座の季節です。
双子座は、風に分類される星座で、男性星座です。風は思考やコミュニケーションを担当しており、双子座も頭の回転の速く、コミュニケーション能力が高いという特徴があります。また、男性星座ですから、受身ではなく能動的です。快活で行動的、いろんな人とどんどん仲良くなっていける星座といえるでしょう。
出生図において、双子座が重要な位置にしめる人は上記のような特徴があると言われています。
また、それだけ活動的に動き回れるというのがあだとなり、どんどん落ち着きがなくなり、神経を使いすぎて過敏になる場合もあると言われています。
フットワークが軽く、同時に複数のことをこなせるような能力の高さが、かえって本人を苦しめることにもなりかねない場合があるのです。ですから、動けても休むようにする、あえて静かな環境に身を置くというのも、双子座が出生図において重きを持つ人には大切なことと言えるでしょう。
双子座を太陽星座に持つ映画監督で、今回少しお話に出すのはクリント・イーストウッドです。
彼は、俳優でデビューしましたが、映画監督もつとめる人。双子座の特徴でもある、「複数のことを同時にできる人」なのですね。映画監督をつとめながら、自分自身が出演している作品も多くあります。『許されざる者』、『ミリオンダラー・ベイビー』、『グラン・トリノ』などなど。
また、こちら2本では監督のみですが、『父親たちの星条旗』・『硫黄島からの手紙』では、アメリカからの視点、日本からの視点という二つの視点から、硫黄島での戦いを描きました。
(先日、この『父親たちの星条旗』でテーマとなった写真に関する新たな話題が出ていましたね。http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160518-00508384-shincho-int)※外部サイトへ
こういった二つからの視点というもの双子座らしい点と言えるでしょう。
また、重い社会的なテーマを扱いながらも、重苦しい気持ちだけで終わらせないのも、風の星座である双子座らしさなのかもしれないと感じます。必要以上に感情に溺れない点が、観る側である私にそういった印象を与えるのかもしれません。
そして、イーストウッドの撮る映画の内容を見てもわかりますが、双子座(出生図において双子座という星座が重きを持つ人々)が、一見、快活に見えるからといって、シリアスな面がないとは言えないということ。
彼らに重苦しい雰囲気をあまり感じないのは、理性的だからかもしれません。感情に溺れてしまう前に、そのコミュニケーション能力でもって、相手に誤解がないか確かめるのかもしれません。また、自分の感情を分析して観察してから、表現しているのかもしれません。それと同時に、さらっとして見える彼らは、周りの人間が思っている以上に、考えに考えている可能性があります。
先にも書きましたが、双子座(出生図において双子座という星座が重きを持つ人々)は、神経を病みやすい星座とも言われています。器用であるがゆえの悩みかもしれません。本人が思っている以上に、器用で、動けるだけに少し心配になるときがあります。周りの人もときに気遣ってあげてもよいかもしれません。友人や家族にそういった人がいて、ついつい動いてしまう様子を見ていたら。基本、賢い人たちですから、大丈夫だとは思いますが、心配になったときは、「今日は休んでいいんじゃない?」と、一声かけてあげてもよいかもしれませんね。
さて、あなたがカードの聞きたいことを心に思い浮かべて、6枚の中から1枚選んでください。直感で、好きな絵柄で、または、何か引っかかりを感じるものを選んでみてください。
★占い★
少しルールをお話しすると、先ほどもお話しましたが、今回のテーマは双子座です。この星座に関連したカード6枚を選んでいます。この星座に太陽が位置する期間は、今年は、5月20日午後11時40分ごろから6月21日朝7時30分すぎまで。
次回は、双子座から蟹座に太陽が移る少し前に更新する予定です。そして、カードも蟹座に関連するもの。毎回、その時期の星座に関係したカードが登場します。